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大阪湾に流入する汚濁負荷量
このサイトにアップロードしてある生活排水の環境家計簿では、大阪湾に流入する汚濁負荷量を次のように算定しています。大阪湾に流入する汚濁負荷量は、最も下流の遠里小野橋における汚濁負荷量としています。
人口の合計値に誤りがありました(2010年3月26日修正)。
表1 大阪湾に流入する汚濁負荷量(注1)(kg/日)
汚濁負荷量の種類 |
生活排水(下水処理場利用世帯) |
生活排水(合併処理浄化槽利用世帯) |
生活排水(単独処理浄化槽利用世帯) |
生活排水(し尿処理(くみとり便所)利用世帯) |
産業系 |
自然系 |
合計 |
BOD |
502 |
182 |
3,234 |
2,605 |
1,884 |
1,657 |
10,065 |
TN |
2,392 |
482 |
1,673 |
352 |
3,532 |
8 |
8,440 |
TP |
251 |
39 |
66 |
39 |
345 |
0.08 |
741 |
人口(人) |
1,657,156 |
115,455 |
272,098 |
256,215 |
− |
− |
2,300,924 |
1人あたり汚濁負荷量:BOD(注2)(g/日) |
0.30 |
1.50 |
12.0 |
10.1 |
− |
− |
− |
1人あたり汚濁負荷量:TN(注2)(g/日) |
1.44 |
3.98 |
6.23 |
1.37 |
− |
− |
− |
1人あたり汚濁負荷量:TP(注2)(g/日) |
0.15 |
0.32 |
0.25 |
0.15 |
− |
− |
− |
(注1) 基本的な汚濁負荷量の値は、次の文献を参考にしています。
徳永亮平(2006)河川水質改善への住民努力の効果と簡易水質保全方法の開発、京都大学工学部修士論文
米田稔・森澤眞輔・徳永亮平(2006)大和川を対象とした住民努力による河川水質改善効
果の試算、京都大学衛生工学研究発表会
都筑良明(2009)「大阪湾流域における生活排水由来の海域に流入する1 人あたり汚濁負荷量(PLCwb)と生活排水の環境家計簿に関する研究」報告書、大阪湾広域臨海環境整備センター平成20(2008)年度「廃棄物・海域水環境保全に係る調査研究助成事業」報告書、研究課題番号:200003、平成21(2009)年3 月
(注2) 単純な平均値です。場所により、大阪湾に流入するまでの流達率が異なりますので、実際の値は異なりますが、生活排水処理種類別に大まかなイメージを持っていただく目的で計算しました。
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